北海道のオホーツクや釧路根室十勝の道東を中心としたフライフィッィングや釣りの情報を発信!

北海道道東Angler

道東アングラーひろしはフライフィッシングが大好きです!

初めまして!北海道道東アングラー管理人ひろしです。
このサイトでは主に北海道の道東の川や湖、海の釣りを紹介してゆきます。
私は特にフライフィッシングが大好きです。
このページでは管理人ひろしの釣り歴や釣りエピソードを書いてゆきますね。

目次

道東アングラーひろしのプロフィール

道東アングラーひろしは現在40代半ばのおっさんの釣り人で主にフライフィッシングを楽しんでいます。
私は小学生の頃から近くの川に行ってウグイやカジカを釣ったり、親に連れられて網走の海でカレイ釣りをしていました。
冬には網走湖での氷上ワカサギ釣りを毎年楽しんでいました。
小学校高学年や中学生になると川のルアー釣りも挑戦したのですが、近所の川ではルアーに食いつくマスはおらず、坊主を連発していました。

 

その後高校生以降は釣りにも遠ざかりますが、24歳くらいの時に再び釣りにハマることになります。
中学生時代のルアーの余りの釣れなさに
釣りはエサが一番!
という、謎の理論に毒されて近隣の川の上流部での渓流釣りをメインでやっていきます。

 

やがて、秋には網走の帽子岩の西堤防や鱒浦漁港の防波堤でのサケやカラフトマス釣りに行くことになります。
(現在は西堤防は立入禁止で釣りはできません)
シーバスのロッドにルアーのスプーンやウキルアーで狙っていましたが、なかなか釣れないですね。
はやり、沿岸のサケマス釣りは潮の流れや場所に大きく釣果が左右されるので、回りが誰も釣れなかったり、特定の人ばっかりが釣れるような状況が続きます。
また知床のウトロではお盆になると定置網を上げるという情報を聞きつけて、夏休みに遠征をしたこともありますね。
しかし、サケマス釣りについては本当に釣果はヘボかったですね。

 

美幌川フライフィッシンつとの出会い

美幌川で稲美橋のところでよくエサ釣りをしていました。
20年ほど前は河川改修している途上で土の土手が丸出しでした。
ウエーダーもいらないのでお手軽に釣りができた懐かしの場所です。
現在は河畔林を植えて草がボーボー生えているのもさることながら、魚が全然釣れないんですよね。
とても残念なことです。

 

ある日、美幌川の例の場所で友達と釣りをしていると
颯爽とフライフィッシャーがやってきます。
手にはフライロッドを持っていて、頭にはハットを被って、フィッシングベストを着用して背中にはランディングネットを背負っています。
今となっては何とも思わない出で立ちですが、フライがどんな釣りかを知らなかったので衝撃的な出会いでした。
そのフライフィッシャーはリールからジィジィとラインを出してガイドに通しました。
そして、スパゲティのようなラインを前後にキャストするのを初めて見たわけです。

メッチャかっこいいやん!
と、フライフィッシャーのおっさんを横目でチラ見しながら釣りをします。

ラインが水面に着水して、忙しそうにラインを上流にメンディングしていました。
その時は何でそういう操作をした理由が分からなかったんですよね。
フォルスキャストをしてメンディングをしてまたキャストをする一連の動作がカッコ良かったわけですよ。
そのフライフィッシャーのおっさんはその日は魚が釣れませんでした。
おそらく、ここでフライで魚を釣りまくってたらその足でフライの道具を買いに行ってたかもしれません(笑)

 

そして、フライのカッコよさが頭に残っていて6月のある日曜日にフライの道具を買いに行きました。
当時、美幌町にあった西川釣具店です。
そして、コータックのこういうフライの入門セットを買ったわけですよ。

ちょっと当時のセットはもう売ってないようですが

  • 8ft #5/6 ロッド
  • リール
  • WF5Fライン
  • バッキングライン
  • リーダー
  • フライボックス
  • フライ10本

このセットで15,000円くらいでしたかね。
これを買ってその足で美幌川の例のポイントに向かうわけです。
リールにバッキングラインとラインを巻いてリーダーもテーパーになっているのも意味わからんかったわけですよ。

 

で、道具をセットしてフライを結んでイザ、キャスティングをしても全然前に飛ばないわけですよ(笑)

えぇーなにこれ!
と、ロールキャストすら知らなかった有様だったわけですよ。
とりあえず、あの日のフライフィッシャーのおっさんのように前後に竿を振るわけですが、バックキャストで土手を叩いてフライを失くしたり、ラインが絡まったりで本当にヒドイことになりました。
それでも、とりあえずフライを付けてダウンストリームで流すと15cmくらいのアメマスが釣れたのですね。
初フライで魚を釣ることができてこれからフライフィッシングにのめりこんでゆくわけです。

 

フライキャスティングで四苦八苦

初フライで小さいながらもアメマスが釣れたわけで、すっかりフライフィッシングにハマってゆきます。
まず、一番どうにかしなければならないのがキャスティングだったわけです。
当時はインターネットも発達していないので情報は全然ないわけですよ。
そして、周りにフライをやっている人物もいなかったので完全に独学でやっていました。

 

もしかしたらこの竿にWF6Fを乗せたらもっと飛ぶんじゃないか?
と、実際にコートランドの安いラインを買ってやってみたら、もっとおかしなことになりました。
そして、バックキャストで後ろを叩いたり、テーリングしたり本当にヒドイキャスティングをしていました。

 

フライキャスティングは投げ釣りやルアーでのキャスティングとは全くの別物で、切り離して考えないといけないのですよね。
そして、フライキャスティングほど独学でやると危険なものはありません。

 

やはり、独学でフライキャスティングでそれっぽく投げられるようになると、確実に変なクセがついてくるんですよね。
10mほどのキャストはなんとかできても、15mや20m以上になると一生懸命キャストしても全然届かない。
そして、テーリングをしてリーダーやティペットにウインドノットができまくったりしちゃうわけですね。
私も例外なく変なクセがついてしまい、未だにバックキャストでループが垂れて、フォアードキャストでホールが早すぎるのでテーリングをする癖が抜けられません。

 

私はフライフィッシングでは釣りよりもキャスティングに傾倒するようになって、フライキャスティングのレジェンドでもある小野訓氏が講師を勤めるブルーマリンの主催でのキャスティングスクールに参加します。
この頃になるとダブルホールも何となくできて20mくらいは投げられるようになりました。

 

フルラインも後少しあと少しまで投げられると、今度はフライロッドをいろいろ買い込むことになります。
Review RX2 #8やsage RPL+ #6、そしてダブルハンドロッドやシューティングテーパーといった
遠くにフライを飛ばせれば魚が釣れる!
という考え方に毒されることになります。
この頃は阿寒湖のアメマスや知床のウトロでカラフトマス釣りなど広い釣り場ででっかい魚を釣ることを追い求めていました。

 

その後、あまりにキャスティングに傾倒するあまり、トーナメントキャスティングの競技にも出場することとなります。
フライの片手投げとアキュラシー、アングラーズクラスの競技にも参加しました。
ただし、トーナメントキャスティング自体はあまりいい成績を出すことなく終わってしまいます。

 

本流でのウエットフライの釣りにハマる

ロングキャスト至上主義に陥っていて湖や海での釣りばかりに目を向けていた時、地元の友達が網走川で釣りまくっていることを知り、一緒に釣りに行くことになります。
その友達は網走川のとあるポイントをメチャメチャ熟知をしていて、ドライフライやニンフのルースニングで次々とニジマスを釣りまくっていました。
それまでは、湖でウーリーバガーやストリーマーを引っ張ってボウズが当たり前の釣りをしていたので、ものすごい衝撃を受けました。

 

それからというもの友達の案内してくれたポイントに通いつめて
川での釣りは中層からベタ底狙いをするとイケる!
と、学習してどうやってフライをニジマスやアメマスの鼻先に流すかを試行錯誤することとなります。
そこで、メチャメチャ長いティペットをつけて、ルースニングやショットを噛ますとか、2Bのショットを1個から3個くらい付けてアウトリガーでベタ底狙いするとかとにかくどうやったら川底にフライを沈ませるかに傾倒します。

 

やがて、地元の網走川の中流に通いつめたり、渚滑川、湧別川なんかに遠征してそこそこのニジマスやアメマスを釣ることになるわけです。
そして、現在の川や湖のメインタックルのReview RX2 9305wにフローティングラインやシンクティップラインを使ってのウエットフライの釣りを一番得意とすることになります。

 

スペイキャストとバンブーロッドに手を出す

メインの釣りを湖から川に変えてしばらくして
オーバーヘッドキャストよりもスペイキャストをすることが多くなります。
川の中流域は河畔林や草むらで思うようにオーバーヘッドキャストができません。
そこで、ロールキャストやスペイキャストでの釣り下がりになりますよね。

 

スペイキャストってダブルハンドロッドとスペイラインを使わないといけないと思っている方も多いですが、ぶっちゃけどんなタックルでも5mや10mはキャストできるわけですよね。
ただ、川幅が広いとか流れが複雑の場合は全長の長いダブルハンドロッドの方がいろいろ捗るわけです。

 

そして、一緒に釣りをする友人がバンブーロッドを買うようになって、私も影響を受けて、セミダブルの#7/8とシングルハンドの#7のバンブーロッドを買うことになります。
これらのタックルでスペイラインを組み合わせて優雅にウエットフライで釣り下がるという目論見でした。

 

しかし、実際にバンブーロッドを使うと重い、上手くキャストできないという有様になります。
そして、スペイラインと合わせるとラインが重くて上手くキャストできないなどあらゆる不都合に直面することになります。
また、バンブーロッドは高価だし折ったら修理にも時間がかかるしイヤだなという心理が働いて、結局出番があまりなかったりするわけです。

 

フライフィッシングを辞める

子供の頃からエサ釣りに始まり、ルアー釣りを経てフライフィッシングにハマりますが、シーズン中は仕事が休みの日はほぼ毎日どこかの釣り場でフライロッドを振っているような熱の入れようでした。
休みに釣りをするために仕事をしていると言っても過言ではないです。

 

フライは竿もリールもさることながらラインやフライタイイングのマテリアルに至るまでとても高価です。
竿に至っては鮎や本流竿も同じくらい高いですが、全部の道具が高いですからね。
会社の給料も半分は釣具や釣りに行くための経費に使っているほどです。

 

釣りに熱中している時はこの趣味は一生物だと思っていたのですが、熱が急激に冷めることになります。
その要因としてはホームグラウンドとしていた網走川で魚が釣れなくなってからとなります。
明らかにニジマスの数少なくサイズも小さくなっているのが自覚できるようになります。
ニジマスが減った理由も明確で釣りをして抜かれるからです。

 

今やフライフィッシングではキャッチアンドリリースが常識となっていますが、年配の餌釣り師からするとキャッチアンドリリースはクレイジーと思っている方も多い気がします。
年配の方は戦争中や戦後は食料がなかったこともあって、貴重なタンパク源でもある川魚も取って食べるのが常識とされています。
だから、彼らからすると
魚を釣って逃がすのは魚を虐待してる
くらいに思っているかもしれません。

 

ただ、私のようなフライフィッシャーからすると
釣ったら釣っただけ持って帰る餌釣り師のなんて余裕がないのか
と思ってしまいます。

 

このような釣ったら釣っただけ持って帰る人とキャッチアンドリリースを常識としている人では一生歩み寄ることはありません。
そんなこともあり、魚が釣れなくなった川にだんだん足が向かなくなって、釣りに変わる新しい趣味を見つけて釣りを辞めてしまうことになります。

 

釣りの熱意も冷めたことで、今まで買い漁ってきたフライのタックルを次々と処分してゆきます。
猿払のイトウ釣りや知床のカラフトマス使っていた14ft#9/10のダブルハンドロッド、Sage RPL+ #6、Review RX2 #8、スコット #10ロッド、フライリールの大半をタックルベリーやヤフオクなんかで売りさばきました。
わかってはいるのですが、中古の釣具など二束三文にしかなりませでした。

 

そして、あらゆるフライラインも捨てました。
ただ、フライタイイングの道具は売ることも捨てることもしないで押入れの奥にしまっておきました。

 

私自身は一つのことに熱中すると他の出来事は割とどうでも良くなって、一旦熱が冷めると急激に冷え冷えしてしまいます。
この私の性格はおそらく一生治らないと思っていました。

 

2018年5月より再びフライフィッシングを始める

一旦熱が冷めたフライフィッシングでしたが、2018年5月に盛んに釣りに行くようになります。
観光サイトを立ち上げて、1カテゴリーで釣りを設定したからです。

 

あらゆる観光地を取材したり、口コミを募って記事を書くわけですが、北海道の道央や道南から道東に来る人や本州や外国の釣り人に情報提供できたらいいかも!って思ったわけです。
で、実施に観光サイトに記事を書いてみたところ、結構なアクセスが来て、手応えを感じました。
そこで、観光サイトの1カテゴリーではなくて、釣り専門サイトにしたほうがいいと思い、新たにサイトを立ち上げました。

 

近所のホームグラウンドの網走川や卯原内ダム、古梅ダムといったダム湖、阿寒湖や斜里川といったちょっと遠い場所に行って取材をしつつ釣りを楽しむことができました。
これからは釣行記以外にもフライタックルやタイイング、キャスティングなどのフライの記事やフライフィッシング以外の釣りについても記事を充実させようかと思っています。
どうぞ、よろしくおねがいします。

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