常呂川は三国山から鹿ノ子ダムを経て、訓子府、北見市を経て常呂町に至る一級河川です。
この河川は家から微妙に遠いこともあって、あまり釣りをしたことなかったんですよね。
2018年8月29日に常呂川の中流の開成橋のところに車を停めて、フライで狙ってみました。
その後、間をおいて2019年にフライで釣りをしたポイントを紹介していきます。
目次
常呂川の流域の概要
常呂川は川の長さが約120kmある一級河川です。
北見市内で訓子府川、無加川、仁頃川と合流して常呂町でオホーツク海に注いでいます。
流域を分けるとしたら、常呂町の部分が下流、端野、北見市内が中流、訓子府町、置戸町が上流という感じですかね。
北見市内の中流域でも川幅が広くて変化に富んだ流れは大河にふさわしい流れだと思います。
常呂川のポイントの説明
常呂川は網走管内でも渚滑川、湧別川に匹敵する大河だと思います。
私が北見市内に行くときに国道39号線に架かる端野大橋からの常呂川はとても広くて雄大な流れです。
河口-常呂大橋
常呂川の下流は川幅が広くて深さもあって蛇行しています。
ここらでは真冬に凍った川の上にテントを張っているのを見かけたことがあります。
おそらくここでワカサギかキュウリウオの仲間を釣りしていると思います。
当然ながらここらで漁業権を持っているところがないはずなので、アリかもしれないですね。
常呂大橋-端野間
常呂川の下流は函状になっていて川原みたいなものはあまりありません。
そこで土手の上からキャストすることになりそうです。
ここらへんは流れは緩やかでしょうが、流れが重くて水深も深そうです。
端野大橋
端野大橋は国道39号線に架かる橋であります。
ここから常呂川に入るには国道39号線より左岸上流側の堤防上の道路に入って川に降りて、橋の下を走っていくと橋の下に車が停められます。
橋の下は流れがゆるいですが結構な水深があって澱んだ流れになっています。
ここは試しにシンクティップラインにタイプ6のティップをつけてウェットフライを流してみます。
ほどなく魚がかかってスイスイと取り込むとやっぱりウグイくんでした。
まあなんとなく予想できたので、このプールはスルーして流れのあるところまで下がります。
橋の下より100mほど下ると流れが二分していて、右岸は浅くてフラットな流れで左岸は流れが早くて水深もそこそこあります。
私は中洲から左岸の流れでウェットフライを流していきます。
フライを流しきってリトリーブをした時に20cmそこそこのアメマスさんが釣れました。
ここの流れでは同じようなサイズのアメマスが何匹が釣れました。
ひとしきり釣り下っていって橋の下に戻るとルアーマンが橋の下の淀みにルアーを投げ込んでいました。
まあ、ここは思わぬ大物が底にへばりついているかもしれないですね。
中央橋
中央橋は北見市端野町にある橋でちょっと上流にも鉄道橋があります。
今回は左岸より入って橋の下からスタートをします。
ここも水深があって流れも早いのでタイプ6のシンクティップラインでウェットフライで釣り下がります。
橋の下でいきなりニジマスがヒットして連続ジャンプをかましてきました。
とっさにリールを巻くものの掛かりが浅かったのかバレてしまいます。
さらに釣り下がると大きな魚がヒットします。
掛かった時点でお察しだったのですが、サクラマスがうっかり釣れてしまいました。
その後、ウグイとサクラマスを何度か釣ってしまい、ウグイとサクラマスのダブルヒットまですることになりました。
まあ、5月から7月はうっかりサクラマスが釣れてしまいますが、ニジマスやアメマスを狙う途上でサクラマスのいるところにもフライは通るわけでこれは避けられないのですよね。
端野橋
端野橋は道道1024号線に架かる橋で川に入るには右岸下流側に砂利道があってここに車を停めるといいですね。
ここから砂利道を進んでいって、用水路から川に入ります。
用水路から入るといきなりポイントで深くて流れのある区間が続きます。
ここからタイプ6のシンクティップラインを使ってウェットフライを使って釣り下がったものの、アタリすらなかったのが悲しいです(笑)
ぜんぜんフライが底についていないようなので流し方を考えると釣れると思います。
北見大橋
北見市川東地区と田端町の境のオニオン道路に架かっている橋で近くには香りゃんせ公園があります。
この橋の下流には適度な流れと水深のある淵があって魚が付いているはずです。
私は土曜日の夕方にこの橋のポイントに入ったところ数人の釣り人が入っていて、当然この淵でもフライマンが釣りをしていました。
北見市街のポイントはかなりの釣り人が入っているので、早朝や平日じゃないと厳しいのかなってところであります。
中ノ島公園
北見市民スケートリンクを過ぎて砂利道になるとこのような流れになっています。
ここは流れが早くて水深も深いのでフライがアッと言う間に流れきってしまいます。
ここではタイプ6のシンクティップラインを使ったのですが、全然フライが底付きしていないようでした。
この深くて長い流れの先になると、水深はそこそこ深いですが、流れがなくなってしまいます。
さらに橋を過ぎると無加川と合流してさらに太い流れになっていきます。
蘭国橋
蘭国橋は北海学園北見大学の裏手にある橋です。
ここでは蘭国橋右岸下流側のところに車が1台停められる場所があります。
また、バイパスの高架下なら安全に駐車できるとこがあって、ここから釣りをするのもアリかなと思います。
ここは全体的に浅くてフローティングラインかこれにスプリットショットを付ける程度でOKです。
蘭国橋の左岸側が少し深くて流れが早くてここをウェットフライを流していきます。
イワサキ川の合流点ではさらに水量が増えるため魚が潜んでいる確率が高いです。
2019年6月にここを釣りをしたのですが、チビアメマスちゃんとニジマスらしきアタリがあった程度でポイントを後にします。
開成橋
そして、先日の2018年8月29日に釣りをしたのが、道道27号線に架かる開成橋から脇道に入って車を停めて釣りをしました。
開成橋の下流はものすごく開けていて、川原になっているのでアプローチは容易です。
ただ、川が2本、3本と分割した流れで掴みどころのない感じとなっています。
とりあえず、#5にシンクティップラインを使ってウエットフライで釣り下がります。
ここでは流芯が2つとかあってなかなか攻めきれずに、アタリすらなく早々に釣りを止めてしまいました。
ここの流れはそこそこ速いですが、全体的に浅くてだだっ広いのでポイントを探りにくいです。
訓子府町
訓子府町に来ると川幅が狭くなって、水量も少なくなってゆるやかに蛇行しています。
私はここらへんはほとんど来たことがなく、未知数となっています。
置戸町
置戸町まで来ると里川のような細い流れとなります。
鹿の子ダムでせき止められているのも一つの要因だと思います。
常呂川の釣りのポイントまとめ
常呂川はとても大きな川で特に中流、下流は水量が多くて大きな魚の棲んでいる余地がある流れだと思います。
とはいえ、この区間では一発大物狙いのギャンブルのような一面もあるかと思います。
私の釣りの嗜好では端野のあたりや蘭国橋のあたり、無加川と合流する中の島公園なんかが良さそうな気がします。
また、常呂川で釣りをしたら更新してゆきますね。
投稿者プロフィール
-
小学生の頃より近所の川でエサ釣りをしている釣り大好きな40代半ばのおっさんアングラーです。
一番好きな釣りは川のフライフィッシングです。
管理人プロフィールはコチラ
最新の投稿
- 釧路地方2019年6月29日屈斜路湖のモンカゲロウの釣りはニンフのリトリーブが最強か?
- 釧路地方2019年6月16日6月の屈斜路湖オサッペ川インレットでサクラマスが釣れました!
- 北見地方2019年6月8日常呂川の釣りポイントを開拓中です
- 釣りアイテム2019年6月5日フライリールの革命児の東陽工業JET STREAM OSPREYを導入してみました!