2018年10月から11月にかけてかなりの頻度で屈斜路湖に釣りに行っています。
主なポイントが美幌峠の麓の林道のマサカリ川河口に行っているのですが、新しいポイントを開拓しようと屈斜路郵便局裏に行って車を湿地帯で思いっきりスタックをするという事故を起こしてしまいました。
歴代ワースト1位の意味とは何かは記事の中で語られます。
目次
2018年11月に屈斜路湖に行って事故ってしまいました><
かつて屈斜路湖はマスのいない湖と言われて釣りをしている人はほとんどいませんでした。
ところが、今やニジマスやアメマス、ヒメマスをターゲットに釣り人に人気の釣り場となっています。
ただ、ニジマスやアメマスはなかなか釣れないイメージがぬぐえず、私はあまりこの湖では釣りをしていませんでした。
フライフィッシングを再開して屈斜路湖のポイント解説のために釣りに行ったところ、ヒメマスが釣れたことにハマってしまい、何度も通うようになりました。
屈斜路湖のヒメマスもそろそろ終わりだと思い、ニジマスにターゲットが移ろうとしている矢先に新たなポイントで釣りをしたい誘惑にかられて、新しいポイントに釣りに行きました。
それが、この場所です。
この場所はフライショップチニタの北林さんに教えてもらって、どんなところか実際に釣りをしてみました。
ポイントに入った時間は午後3時30分くらいで夕方まで間もないでした。
11月ということで沖にはたくさんの白鳥がいて鳴き声を上げていました。
向かい風ということもあって14ft#10のダブルハンドロッドでストリーマーを引っ張るもののアタリすらなく、あたりが薄暗くなりました。
釣りの後片付けをして、車に乗り込むと時間は16:30でした。
本当に日が短くなったなぁと思いながら車を頭から入れていたので、Uターンしようと切り返しをしようと前に進んだところ、いきなりフロントが落ち込んでしまいました。
とりあえず、もみ出ししようと前後に車を動かしますが、地面を掘っている状態でした。
そして、落ちたフロントタイヤを見て落ちたのが沼地ということに気が付きました。
これはアカンと車を降りて助けを求めることにしました。
で、JAFを呼ぼうと思ったのですが、以前入っていたJAFを退会してしまったので、まともな料金がかかってしまいます。
改めてJAFに入会して、そこで呼べばいいんじゃね?
と、スマホを取り出して、JAFのページから入会します。
電波の状態が良くなくてページが出るまで時間がかかってイライラしながら入会手続きをします。
そして、会員登録が終わってメールを見て愕然としました。
ああああ、これじゃダメじゃん!
まあ、冷静に考えてJAFの立場からしたらそりゃそうですよね....。
あたりはもう真っ暗になって、かといってフロントが沼地にハマってエンジンがアレでヤバイんじゃね?
ってことで、やっぱりJAFを呼びました。
場所が場所だけに電話で救援を呼ぶのは電話説明がしにくいこともあって、アプリをダウンロードして救援を求めました。
アプリを使うとスマホの位置情報で場所を教えられるのでいいですね。
遠くに行った場合は住所がわからないっていうのもあったのです。
アプリで救援依頼をして、程なく電話がかかってきました。
オペレーターのお姉さんに状況を確認して30分ほどで到着すると教えられて救援を待つことにしました。
このポイントは道路から湖畔への道がわかりにくいので、舗装道路まで歩いて行って救援を待ちました。
こういう時って、救援を待つことしかできないのでもどかしく感じます。
程なくJAFのレッカー車が来て事故現場まで案内します。
道路が細いのでレッカー車をバックで進めて事故現場に行って、状況を見てからクレーンで引き上げを開始します。
「よーし、これで勝つる!」
と、JAFの方の救出作業を見守ります。
が、しかし、ウインチを引き上げてもちょっとしか車体が動かずに、レッカー車が私の車にズレてしまいます。
「ちょっと、厳しいですねー」
「この状況は歴代1位の厳しい状況です....」
と、言われてしまいました><
いやー本当に申し訳ないと思いましたよう。
そこで、JAFの方が電話をして応援を呼びました。
応援が来る間も引き上げ作業をしたものの車は脱出はできませんでした。
程なくJAFの応援の方が駆けつけてきて、レッカー車の位置を私の車の真後ろに着けて再びクレーンで引っ張ります。
私の車はわずかに動きましたが、ここでクレーンのワイヤーが切れてしまいます。
ウインチは2台あるようなのでもう一方のクレーンでワイヤーをかけて引っ張ります。
そして、車のおなかがつっかえている部分を掘って、油圧ジャッキーを噛ませてフロントを持ち上げて、1時間半くらいの時間をかけて、ようやく引き上げられました。
車を落としたところを改めて見て愕然としました。
右前のタイヤがちょうど、土管にかかっていたので
これが引っかかっていて引き上げが困難になっていました...。
私の車の前は泥まみれになっていて、ヘッドライトの下半分に泥水が入っていました。
その様子がまるで涙目になっているようでした。
エンジンルームも泥水がかかっていましたが、幸いエンジンはなんともなく動きました。
そして、基本料と工数1の作業量の17,530円をJAFの方に支払って、ほうほうの体で車で家まで帰りました。
足回りの方は走行時には特に問題がなかったですが、右折の時にハンドルがあまり切れない状態でした。
そして、奇跡的なのか家の200m前でヘッドライトが両方切れてしまいました。
ヘッドライトに水が入った状況で家の手前まで保ってくれて本当に良かったです。
そして、当の私の車は翌日にフロントの足回りを中心に大まかに洗浄して、友達の修理工場に見てもらうことになりました。
実際にかかった修理は以下のとおりで修理代も1万円ちょっとでした。
- 切れたヘッドライトのバルブ交換
- タイロットエンドブーツ交換
- フロントとエンジンルームの洗浄
あの状況で車を引っ張って脱出してもらって、車の方も軽症で済んでので本当に良かったと思います。
この事故でやっぱりJAFの入会は必須だと思い知らされた
私は若い頃にJAFには入っていたのですが、しばらくお世話になることもなかったので、年会費の4千円が惜しいと思って退会したのですよ。
ところが、非会員になって事故を起こしてしまうと、っぱりJAFに入るのは必須だと痛感しました。
釣りをしていると未知の場所に行ったときに思わぬところでスタックしたり、バッチリーが上がったりとか、トラブルになってしまうことがあるからです。
また、JAFの会員になっていると、友達の車に乗っている時とか、釣り場で車のトラブルが起こった方にも助けてあげることができますからね。
今回は引き上げ作業に1万7千円もかかってしまい、もしも車が自走出来ない場合はけん引料金が1kmあたり720円もかかってしまいます。
そう考えると万が一の事故で大きな出費になるくらいなら年間4,000円はかなり安いと思います。
また、今回修理に出した修理工場の友人も
田舎に住んでいる人や遠くに出かける頻度の高い人ほどJAFに入っておいたほうがいい
と、力説していました。
この記事を読んで釣り場の事故を起こした時の体験談が参考になれば幸いです。
投稿者プロフィール
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小学生の頃より近所の川でエサ釣りをしている釣り大好きな40代半ばのおっさんアングラーです。
一番好きな釣りは川のフライフィッシングです。
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