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網走地方 釣行記・ポイント解説

緑ダムに釣りに行って、情報の少ない理由がわかった気がする

更新日:

6月下旬に清里町に行ってきたのですが、さくらの滝と神の子池をメインに考えていました。
そして、裏摩周展望台に寄り道してまだ時間があるということで緑ダム釣りに行ってきました。
事前にどういうところかをインターネットで調べたものの緑ダムの釣りについては何の情報も得られませんでした。
それもそのはずで、緑ダムに釣りに行った後日に管理している小清水町に問い合わせると
緑ダムでは釣り禁止という回答がされました。

とはいえ、以前に実際に釣りをしたことは事実なので、釣りに行った記録として留めておきます。
良い子は緑ダムで釣りをするのはやめましょう。

目次

緑ダムの位置と概要

北海道斜里郡清里町

緑ダムは農業灌漑用のロックフィルダムとなっています。
古梅ダムや卯原内ダムと同じ目的で構造も似ていますね。
道道1115号線から緑ダムへの案内標識があるところを曲がります。

道路は古梅ダムみたいな車が1.5台ほどの幅の舗装道路になっています。
この道路で雄鹿が道路脇にいましたが、ビックリして逃げてゆきました。

 

ここで分かれ道になっていて、左を進むと男鹿の滝と江鳶山(エトンビヤマ)へ行く道で右を進むと緑ダムへ行く道となっています。

 

道路は舗装で走りやすいですが、道路を横切る排水溝のところが段差になっています。
スピードを出すと車がジャンプするレベルの段差なので気をつけてください。

 

すると、ダムの堤体と管理事務所に到着します。
そのまま舗装道路を進むと緑ダムを一望できる広場に出ます。

緑ダムを一望できる広場にある案内板です。
そして、ボタンを押すと案内音声が流れますが、私一人の広場に大音量で案内音声が響き渡ってすごいシュールな光景となっていました。

緑ダムの詳しいところはこちらの動画がオススメですね。

 

そして、ダムの管理事務所に戻って林道があるのでもしかしてインレットに行けると期待して走ってみました。
しかし、緑ダムからどんどん遠ざかっていって、山奥の工事現場に続いていたので徒労に終わりました。

 

そのため、緑ダムではダムの斜面から釣りをするか、歩いてインレットに行くしか手はないようです。
もう夕暮れまで時間がなかったのでダムの堤体から釣りをすることにします。

 

緑ダムのオーバーフローです。
大雨が降るとここから水が流れて排水されます。

 

緑ダムの堤体からフライで釣りをする

岩がゴロゴロしているところを下りてゆきます。

 

ダムの水辺ではおびただしい量のオタマジャクシが岸際で泳いでいました。
これが夏になるとカエルに変体してゲコゲゴと大合唱をするのでしょうね。

 

緑ダムというだけあって水が緑色ですね。
鏡のような水面でインターミディエイトのシューティングテーパーでオリーブ色のウィッグルバガーを引っ張ります。
キャストするごとにカニ歩きでポイントを変えながら釣りをしました。

 

釣りをしている最中は20mほど先でディンプルライズをしていることがありました。
ライズの大きさならミッジを食べてると思われます。

 

ぶっちゃけ釣れる気がしないと思いつつキャストを続けるとまさかのヒットをします。
「えっ、うそ!」
と言いつつ、ラインを手繰り寄せていきます。
「来たよこれ!」
と言いつつ、おそらく20cm前後のニジマスだったので余裕で寄せてゆきます。

魚を取り込もうとネットを構えて掬おうとした矢先に

「ああぁ、うそ~」
誰もいない静寂のダム湖で私の声が響いてしまいました。
直前でバレでしまいました。

 

その後、夕闇が迫って薄暗くなると、イブニングライズなのでディンプルライズの数が増えてきます。
ここでフローティングラインにしてミッジピューパでもしようと思ったもののリールを車に入れっぱなしにしていたのでそのまま引っ張りの釣りをして坊主に終わりました。

 

緑ダムの釣りで最適なタックル

緑ダムでは堤体の斜面からの釣りを余儀なくされます。
インレットに通じる道路がないようなのでそこまで歩いてゆくのも現実的ではないですね。
そこで、緑ダムの釣りはフライよりもルアーのほうが分があるかと思います。

 

ルアーの場合はトラウト用のライトタックルで十分かなと思います。
ラインはフロロカーボンでルアーは軽量なスプーンや小型ミノーってところでしょうか。
私はルアーには詳しくないので、魚は最大で50cmほどだと思うのでこんなところでしょう。

 

フライの場合は斜面からの釣りなのでオーバーヘッドキャストはものすごくしずらいですね。
バックを高く保つために、シューティングをすると思いっきり水面にラインが叩きつけることになります。
そのため#4~#6あたりのダブルハンドロットとかスイッチロッドでシューティングスペイとかジャンプロールキャストのほうがトラブルは少ないですよね。
基本的にフライは#10くらいのウーリーバガー的なものやストリーマーをインターミディエイトで引っ張りの釣りになりますね。
私が行った日は時折ディンプルライズがあったので、フローティングラインに6x~8xのティペットをつけてミッジやミッジピューパーを湖面に漂わせると行けるかと思います。

私の家からだったら、古梅ダムとか卯原内ダムのほうが近いこともあって緑ダムは今後足が向くかは不明です。
ただ、男鹿の滝と江鳶山は行ってみたいので、もう一回釣りをするかもしれません。

 

 

投稿者プロフィール

道東アングラーひろし
道東アングラーひろし
小学生の頃より近所の川でエサ釣りをしている釣り大好きな40代半ばのおっさんアングラーです。
一番好きな釣りは川のフライフィッシングです。

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