私の自宅に近いところにある網走、北見周辺にはいくつかのダム湖があります。
先日にFacebookの投稿から緑ダムの投稿にてユーザーから指摘を受けたのが発端となっています。
この周辺には卯原内ダム、古梅ダム、緑ダム、協栄ダム、富里ダムの5箇所についてダムを管理する市町村や北海道に問い合わせてみました。
目次
ダム湖を管理者に釣りができるかを聞いてみた
事の発端は緑ダムでの釣りについてFacebookに投稿していたことにコメントがついたことです。
許可取れました?
このように質問をされました。
私の今までの見解としては川や湖などの釣り場というのは北海道のフィッシングのルールでの禁猟区以外の区間では釣りをしてもいいと解釈をしていました。
この質問者のように許可がいるとか考えたこともありませんでした。
そこでダムの管理している市町村に釣り禁止かどうかを確認してみました。
ちなみに北海道の釣りのルールはこちらです。
卯原内ダムは釣り禁止と回答されました
卯原内ダムは網走市が管理している農業の灌漑用のロックフィルダムです。
私は今年の5月と6月にこっそりとインレットに入ってニジマスや湖沼型サクラマスを釣りました。
そして、8月末に久しぶりにこのダムに行ったところ、このような立て札があって、釣りを断念してとんぼ返りをしました。
この画像の立て札を見てわかるとおり、ダムの堤体付近は当然として、インレット側も釣り禁止をなってしまいました。
釣り禁止ということがわかっていたのですが、網走市に問い合わせたところ
卯原内ダムでの釣りはご遠慮してください。
という回答がされました。
卯原内ダムは私の自宅から1時間以内の位置にあって、近くの川がドロ濁りでも逃げ場として考えていましたが、明確に釣り禁止ということで諦めざるを得なくなっています。
緑ダムも釣り禁止と回答されました
緑ダムもまた農業灌漑用のロックフィルダムで所在地は清里町ですが、管理しているのは小清水町ということでした。
このダム湖ではインレットへの林道はなくて、以前行った際にはこっそりとダムの堤体を降りていって岸から釣りをしました。
小清水町にダム湖での釣りを問い合わせた結果
安全上の問題から釣りは禁止!
という、回答がされました。
ロックフィルダムは岩石を積み上げて水をせき止めているダムなので、岸際は不安定な一面があります。
明確に釣りをしてはいけないと回答されたので、今後は緑ダムでの釣りはしません。
古梅ダムも釣り禁止と回答されました
古梅ダムは美幌町古梅にあるやはり農業灌漑用のロックフィルダムです。
堤体は岩石丸出しではなくてコンクリートブロックが敷き詰められています。
このダムの管理は美幌町と大空町の共同管理ということですが、私は美幌町に問い合わせてみました。
問い合わせの結果
緑ダム同様、安全上の理由から釣りは禁止
という回答がされました。
5月に行ったときは結構減水していて、比較的釣りがしやすかったですが、雨がたくさん降ると水嵩が高くなってフライだとものすごくキャストしづらくなります。
古梅ダムは卯原内ダムや緑ダムに比べると比較的安全そうに見えますが、インレットの岸際は土丸出しになっていてドロドロで足が埋まりそうになりますからね。
やはり、釣りは遠慮して欲しいとお願いされてしまいました。
協栄ダムは釣りができる以前の問題
協栄ダムは北見市にあるアース式のダムとなっています。
実は先日どんな風になっているか見に行ったところ、ヒドイ有様となっていました。
それはダムに穴が開いているのかのようにものすごく貯水量が少なかったのです。
数年前まではきちんとダム湖の形になっていますが、2018年8月現在は釣りどころの状態ではないです。
そして、協栄ダムの堤体付近は立入禁止となっています。
いずれにしても協栄ダムは聞くまでもなく、釣りをしてもいいかどうかの以前の問題となっています。
富里ダムは釣りOKと回答されました
富里ダムは北見の北西部にある仁頃山の麓にあるロックフィルダムです。
このダム湖はかなーり昔に友達とドライフしに行ったっきりで私は釣りをしたことがありません。
釣りについて北見市に問い合わせをしてみたところ
富里ダムでは特に釣りをしてはいけないという規制はありません。
という、回答がされました。
他の町の担当した職員は何とも歯切れの悪い回答だったのですが、富里ダムはあっさりと釣りをしていいと回答されてちょっと拍子抜けしました。
富里ダムにはニジマスがメインターゲットとなっていて、冬にはワカサギ釣りができるようです。
そこで、今度富里ダムに行って釣りをしてこようと思います。
鹿の子ダム(置戸湖)は釣りOKです
鹿の子ダム(置戸湖)は結構大きな重力式コンクリートダムで上水道用水や灌漑用水、洪水調整など多目的の役割を担っています。
鹿の子ダムでは釣りはOKですが、置戸町が漁業権を持っていて入漁料を支払って、ルールの定めのもと釣りができます。
遊漁期間
7月1日~10月31日
12月20日~2月20日
おけと湖は夏と冬の期間限定で釣りができますが、冬期は氷の張り具合によって前後するようです。
入漁料
大人1日 610円
小人1日 300円
冬期シーズン券 3,080円
大多数の北海道の釣り人はたかが釣りをするのにお金を払うという発想がありません。
そのため、おけと湖や阿寒湖といった釣りをするのにお金のかかるところで釣りはしません。
逆に、1円でもお金を取る釣り場では概ね釣り人のマナーはいいです。
おけと湖にいるターゲットはアメマス、ニジマス、ヤマメ(サクラマス)、コイ、ワカサギとなります。
私はかなり昔に1回だけおけと湖で釣りをしたことがありますが、全然釣れませんでした。
おけと湖は微妙に遠いこともあり、あまりに縁のなさにおけと湖の存在を忘れていた始末でした。
秋になって水温も程よくなったら釣りに行ってみたいと思います。
網走、北見のダム湖の釣り禁止や規制のない場所のまとめ
今回は網走、北見周辺のダム湖での釣りについて調べた結果を記事にしてみました。
卯原内ダム、緑ダム、古梅ダムについては管理する町に聞いたところ釣りNGと回答されました。
今まではこっそりと釣りをしていましたが、今後はこれらのダム湖での釣りはしないようにします。
これらの回答を聞いた後に北海道水産林務部水産局漁業管理課サケマス・遊漁内水面グループで釣りのルールに記載しないのかを聞いてみました。
その回答は基本的に個々のダムの釣りでは管理する市町村に個別に問い合わせて欲しいということでした。
うーん、これも縦割り行政の弊害でしょうか。
私は役人の世界はちっともわからないですが。
その代り富里ダムは管理団体から大っぴらに釣りをしていいと回答されました。
そして、鹿の子ダムは元々釣りをしていいというのは知ってたんですよね。
そんなこともあって、これから富里ダムと鹿の子ダムに行ってみて釣行記を記事にしてみますね。
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小学生の頃より近所の川でエサ釣りをしている釣り大好きな40代半ばのおっさんアングラーです。
一番好きな釣りは川のフライフィッシングです。
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